天井にシミを発見して、原因が分からず不安ですよね。
大切なマイホームなら、原因を突き止めて解決したいと思うはずです。
本記事では、天井のシミの原因について解説しますので、ぜひご参考にしてください。
□天井のシミの原因!雨漏り、結露、漏水など様々
天井のシミの原因は、雨漏り、結露、漏水など様々です。
それぞれの原因の特徴や見分け方を理解していただき、原因を特定するための第一歩を踏み出しましょう。
1: 雨漏り
雨漏りは、屋根や外壁など様々な箇所から発生する可能性があります。
瓦のずれや破損、雨どい詰まりなどが考えられます。
外壁のひび割れやコーキングの劣化などにより、雨水が浸入することがあります。
ベランダ・バルコニーに関しては防水層の劣化や排水口の詰まりなどが原因です。
2: 結露
結露は、室内の暖かい空気が冷えた天井や壁にぶつかり、水滴になる現象です。
冬場に多く発生します。
特に、窓際や外壁に接する部分に多く見られます。
結露はカビ発生の原因にもなりますので、結露が見られたらカビが繁殖していないか、確認するようにしましょう。
3: 漏水
漏水は、水道管や排水管などの配管から水が漏れる現象です。
天井裏や屋根裏に配管がある場合は、配管の劣化や破損が原因と考えられます。
上階の水回り設備の不具合が原因の場合もあります。

□天井のシミの原因を特定する方法
天井のシミの原因を特定するには、以下のポイントをチェックしましょう。
・シミの場所と形状
・シミの状態
・天井裏の確認
これらの三つのポイントについて解説していきます。
1: シミの場所と形状
天井の真ん中であれば、屋根からの雨漏りが考えられます。
壁に近い場所であれば外壁からの雨漏り、または結露の可能性があります。
シミが円形であれば漏水や動物の糞尿の可能性があります。
シミが線状であればひび割れからの雨漏りや結露の可能性があります。
2: シミの状態
湿っている状態だと、雨漏りや漏水が考えられます。
一方で乾燥していれば、結露や天井板の劣化などが考えられます。
3: 天井裏の確認
点検口があれば、天井裏を確認しましょう。
雨漏りなら、水滴や湿気があるはずです。
漏水なら、漏れている配管が見つかるかもしれません。

□まとめ
天井のシミの原因は、雨漏り、結露、漏水など様々です。
シミの場所、形状、状態などを参考に原因を特定し、適切な対処法を実行しましょう。
原因が特定できない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。