家のブロック塀にひび割れを発見した場合、不安を感じる方も多いかと思います。
「放置しておくと危ないんじゃないか。」
「自分で直せるものなのかな。」
そう思っている方のために、この記事では、ブロック塀のひび割れの原因から、DIYでの補修方法、そして専門会社に依頼すべきケースまで、解説していきます。
安全な対処方法を選択するためにぜひご参考ください。
ブロック塀のひび割れ、放置は危険!原因を知って適切に対処しよう
ブロック塀のひび割れは、放置すると倒壊などの危険性があり、決して軽視できません。
なぜなら、ひび割れは、単なる見た目の問題ではなく、ブロック塀の構造的な弱体化を招く可能性があるからです。
適切な対処をしなければ、思わぬ事故につながる恐れもあります。
では、ブロック塀のひび割れは、一体なぜ発生するのでしょうか。
原因を理解することで、適切な対処法を選択できるようになります。
1:外的圧力によるひび割れ
ブロック塀にひび割れが発生する最も一般的な原因の一つに、外的圧力が挙げられます。
自動車の接触や、地震や地盤沈下などの外的な力が加わることで、コンクリートブロック本体や目地部分にひび割れが生じることがあります。
特に、車の駐車スペースや道路に面したブロック塀は、外的圧力を受ける可能性が高いため、注意が必要です。
2:経年劣化によるひび割れ
ブロック塀は、長年風雨にさらされることで、徐々に劣化していきます。
コンクリートブロックのつなぎに使用されるモルタルなどは、乾燥収縮や温度変化によって、ひび割れが発生しやすくなります。
ひび割れから雨水などが侵入すると、コンクリート内部の鉄筋が錆びてしまい、鉄筋の膨張によってひび割れが拡大していくこともあります。
鉄筋が錆びると、ブロック塀の強度が低下し、倒壊のリスクが高まります。
特に、築年数の古いブロック塀は、経年劣化が進んでおり、注意が必要です。

ブロック塀のひび割れ補修、DIYでできる?手順と注意点を紹介
ブロック塀のひび割れは、軽度な場合はDIYで補修することができます。
しかし、重度のひび割れや傾き、鉄筋の露出などが見られる場合は、専門会社に依頼する必要があります。
ここでは、DIYでできるブロック塀のひび割れ補修方法について、手順と注意点をご紹介します。
1:ひび割れ補修の準備
まず、ひび割れを補修する前に、必要なものを準備しましょう。
必要なもの:
・コテ
・バケツ
・水
・モルタルまたはブロック塀補修材
・ヘラ
・ゴム手袋
・保護メガネ
・汚れ落とし
・掃除用具
・軍手
2:ひび割れ部の清掃
補修を行う前に、ひび割れ部周辺をしっかりと清掃しましょう。
汚れやコケ、カビなどを除去することで、補修材が密着しやすくなります。
高圧洗浄機を使用すると効率的に清掃できますが、使用する場合は、周囲への影響に注意してください。
3:ひび割れ部の補修
ひび割れ部を清掃したら、モルタルまたはブロック塀補修材を充填していきます。
モルタルは、水と混ぜて練り、ひび割れ部に充填します。
ブロック塀補修材は、製品によって使用方法が異なるため、事前に説明書をよく読んでから使用してください。
補修材を充填したら、ヘラで平滑にならし、乾燥させれば完了です。
4:補修後の注意点
補修後も、ブロック塀の状態は定期的に確認することが重要です。
ひび割れが再び発生したり、傾きや鉄筋の露出が見られる場合は、専門会社に相談してください。

まとめ
この記事では、ブロック塀のひび割れの原因とDIYでの補修方法について解説しました。
ブロック塀のひび割れは、放置すると危険なため、適切な対処が必要です。
軽度のひび割れであれば、DIYで補修することもできますが、重度のひび割れや傾きなどが見られる場合は、専門会社に依頼することが重要です。
ブロック塀の状態を定期的に確認し、安全な状態を保つように心がけましょう。
当社では塗装工事の進捗確認や、万が一のトラブル対応も中立的な立場でサポートします。
工事中の安心感が得られ、塗装業者との円滑なコミュニケーションを図れるため、ぜひお気軽にお問い合わせください。