新築の家を建てる際に、重要なポイントの一つとなるのは住まいの顔とも言える外観のデザインでしょう。
特に外壁の色は、その家の印象を大きく左右します。
ここでは、新築の外壁配色の基本と、個性を活かす配色テクニックについて詳しく見ていきましょう。
□新築外壁の色分けを成功に導く配色テクニックとは
外壁の色選びは、家全体の雰囲気を決定づける重要な要素です。
基本となるのは2色使用することで、シンプルながらも効果的な印象を与えられます。
色の配分によって、家の形状や特徴を際立たせられます。
1:縦割り配色
家の外壁を縦に分けて色を塗り分けることで、高さを強調し、建物にスマートな印象を与えられます。
例えば、下部に暗めの色を使い上部に明るい色を使うことで、視覚的な安定感を演出できます
2:横割り配色
外壁を横に分けることで、幅を強調し、建物を広く見せる効果があります。
特に家の形状が縦長の場合に効果的です。
横長のイメージをさらに強調するために、広い面積に明るい色を使うと良いでしょう。
3:凹凸を利用した配色
建物の凹んでいる部分や突出している部分に異なる色を使うことで、デザインに深みを加え、更に個性を出すことができます。
この方法は、モダンな建築によく見られるスタイルです。
*配色のバランスの重要性
全体の調和を考えながら、70%の面積を基調色、25%を主色、5%をアクセント色とする配色比率が推奨されます。
これにより、統一感が保たれつつ、細部にわたるこだわりが表現できます。

□新築の外壁塗料と色見本の正しい見方とは
新築の外壁の色を選ぶ際には、塗料の種類や色見本の見方も非常に重要です。
ここでは、塗料選びのポイントと色見本の正しい見方について説明します。
1:塗料の選び方
塗料には様々な種類があり、ツヤありとツヤ消しの違いによっても印象が大きく変わります。
ツヤありの塗料は光を反射しやすく、ツヤ消しは落ち着いた感じがしますので、家のスタイルに合わせて選びましょう。
2:色見本の正しい見方
色見本は、室内外で色の見え方が変わることがあります。
実際の塗装色と色見本が異なることがないよう、外光の下での確認が重要です。
また、面積の大きさによって色の見え方が異なるため、できるだけ大きな面積で試し塗りをしてみることをお勧めします。
*試し塗りの推奨
最終的な色決め前には、実際の建物の一部に試し塗りを行うことが望ましいです。
これにより、異なる時間帯や天候での色の変化を確認し、後悔のない色選びが可能となります。

□まとめ
このように、新築の外壁の色選びには多くの配慮が必要です。
基本的な2色の配色方法から始め、塗料選びや色見本の確認方法にも注意を払いましょう。
そして、最終的な決定には試し塗りを行うことで、美しく個性的な外壁を実現できます。
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