外壁コーキング工事は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスの1つです。
しかし、中には手抜き工事を行い、お客様に多大な損害を与える悪徳業者も存在するため、注意が必要です。
そこで本記事では、外壁コーキング工事に関する手抜き工事の事例と避けるポイントに関して解説します。
ぜひお役立てください。
□外壁コーキングの手抜き事例とは?
1:コーキング材が外壁部分にはみ出している
コーキング材を打つ際には、マスキングテープで養生を行います。
しかし、手抜き業者では、マスキングテープからコーキング材がはみ出していることがあります。
これは、職人が丁寧に作業を行っていない証拠ですので、覚えておきましょう。
2:複雑な部分は施工されてない
住宅の外壁には、光ファイバーやアンテナのコードなど、金具が設置されている場合があります。
本来、これらの金具はコーキングを打つ前に取り外すのが一般的ですが、手抜き業者では、金具の上部だけをコーキングして、下部は施工していないことがあります。
3:”打ち替え”のはずが”打ち増し”で施工されていた
コーキングの施工には、古いコーキングを剥がして新しいコーキングに替える”打ち替え”と、古いコーキングの上に新しいコーキングを重ねる”打ち増し”があります。
打ち替えは手間がかかるため費用が高く、打ち増しは費用が安くなります。
手抜き業者では、見積もりでは打ち替えと提示しておきながら、実際には打ち増しで施工することがあります。
これは、お客様を騙して不正に多くのお金を搾取する行為ですので、注意しましょう。
4:マスキングテープが貼られたままの状態
コーキング施工後は、マスキングテープを剥がす必要があります。
しかし、手抜き業者では、マスキングテープを剥がす作業を怠り、そのままの状態になっていることがあります。
5:コーキングに穴が空いている
新しく打たれたコーキング材に隙間や穴が空いている場合、雨水などが浸入し、コーキングの役割を果たせなくなってしまいます。

□手抜き工事を避けるためのポイント
1:見積もりを取り施工工程を確認しよう
施工前に必ず見積もりを取り、施工工程を確認しましょう。
見積書には、どのような工程を行うのか、詳細が正確に記載されている必要があります。
もし、見積書に詳細な工程が記載されていない場合は、手抜きが行われる可能性が高いので注意が必要です。
2:保証明記がある業者を選定しよう
保証明記がある業者は、施工後のフォロー体制が整っている優良業者であるといえます。
外壁コーキングは、年数が経過するにつれて劣化が進むため、施工後のフォローが重要になります。
もし、保証に関する説明が曖昧な業者は、手抜きを行う可能性が高いので注意が必要です。
3:説明の対応を見極めよう
施工前の説明の対応も、悪徳業者かどうかを見極める重要なポイントです。
信頼できる業者は、契約を迫ることはなく、分かりやすく丁寧に説明を行います。
一方、説明が曖昧であったり、質問に対して答えない業者は、信用できないので注意しましょう。

□まとめ
外壁コーキング工事は、家を守るための重要なメンテナンスです。
手抜き工事は、見た目では分かりにくい場合が多く、後になって大きな被害に繋がる可能性があります。
そのため、信頼できる業者を見極め、適切な施工を行うことで、安心安全な住まいを実現しましょう。
当社では、地域密着型の情報力で信頼できる業者をご紹介しています。
外壁塗装に関してお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。